2013年02月13日

上雪そしてアベノミクス

長野市でも少し積もっています。比較的南の方が降雪が多いようで、いわゆる上雪でしょう。上雪というのは長野県独特の言い方のようで、普段降雪の少ない県の南部地方に多く雪が降ることを上雪と言います。湿った雪で、上雪が降ると春が近いのです。
さて、最近の自民党の支持率の伸びと民主党の退潮は対象的で、安倍内閣の支持率は実に60パーセントを越えています。アベノミクスによる景気回復への期待なのだそうですが、前に一度信頼を失った人がこうも簡単に信頼を回復できるというのが政治の世界なのでしょうか。
しかし、冬の信州には必需品の灯油は値上がりし、ガソリンも高くなりました。収入が増えていないのに値上がりが続いて生活は苦しくなったと思っているのは貧乏人の私だけなのか。でも貧乏人ほどお金に対する信仰は深く、景気が良くなりそうだと言われると、ワクワクしてしまうのです。そういうワクワク感もはたらいて安倍さんの支持は高いのでしょう。
そのうちに景気さえよくなれば原発だってどんどん動かせばいいし、中国と戦争したっていいということにもなりかねません。現に最近は原発のことは新聞もテレビもほとんど言いません。
豊臣秀吉はおびただしい金銀財宝を大坂城にため込んでいて、それが大坂冬の陣・夏の陣の軍資金になったと言います。徳川家康もしかりで、時の権力者というのは経済力があったからこそ君臨できたのです。現代の権力者(政治家)は残念ながら財力があるわけではありませんので、財力のある人たちの言い分を聞くことが権力の地位に長く君臨するためには必要なのでしょう。マスコミもしかりです。スポンサーである企業の意向には逆らえません。そういう大企業の要求をいかに国民多数の要望であるかのようにすり替えていくのかが政治家の能力なのです。
安倍さんを支持するのは、いい世の中になったと実感できてからでもいいのではないか、弱いものが何とか暮らしていける世の中になったと思えるようになってからでもいいのではないでしょうか。


Posted by 南宜堂 at 08:59 Comments( 0 )