2013年02月12日

2月12日の記事

諏訪市でのくらもと古本市が終了しました。予想を越える大勢の入場者があったということで、出店者の一人として来場の皆様に厚く御礼を申し上げます。
昨年までいくつかの一箱古本市には出店してきましたが、これはあくまで趣味の延長で、今回初めて商売としての古本市への出店ということになりました。売り上げの集計はまだなのですが、入場者が予想を越えたということで、古本の力を感じさせてくれた古本市でした。
実店舗で営業している古本屋のどちらも思いは同じだと思うのですが、店だけで売り上げが出ればそれに越したことはない訳で、そういう状況にはないものですから、ネット販売を行い、外売りに参加するというのが本音です。
なぜ古本屋のお客は少なくなったのか。もともとそれ程多くのお客があった業界ではないのですが、最近のお客さんは必要にかられて来店する人が少なくなったようです。こういう本はない?と聞いてくるお客さんが減りました。それに代わって何か(面白い本)ない?というお客さんが増えました。これは常連のお客さんで、()の中にはそれぞれお客さんがもとめているもの、例えばミステリーだとか、哲学書とかジャンルが入るわけです。こういうお客さんは常連のかたですから、通っているうちにだんだんと求める本がなくなってきます。店が飽きられるわけです。
長野市の場合、善光寺の門前に5-6軒の古本屋がありますから、他の街に較べると、そんなお客さんには恵まれた環境にあるのでしょうが、それも時には飽きられてしまいます。今回のような
10軒ほどの店が一堂に会し、しかも期間限定ということで、古本と古本屋好きの人には楽しい催しになったのではないでしょうか。こういう催しは都会では度々行われているようですが、地方の場合は珍しかったようです。かと言ってこういう催しをのべつ幕なしやっていたのでは同じように飽きられてしまいます。
店売りとネットと外売りと、三者組み合わせてやっていくことが、古本屋を続けるための知恵ということでしょう。来月には長野で期間限定ブックカフェがおこなわれます。ちょうどお彼岸の時期ですので、善光寺詣りを兼ねてお出かけいただけるとうれしいです。


Posted by 南宜堂 at 08:53 Comments( 0 )