2013年03月17日
春から縁起がいいや
今日最初のお客さんは佐久と茅野から来られたという男性二人。軽井沢の「追分コロニー」さんでお客さん同士の会話を小耳にはさんで行ってみようということになったらしい。何でも長野の光風舎の良い評判を話されていたようだ。
それにしても最近お客さんが増えたような気がする。いや実際に売上げは増えている。そのお客さんたち、近くの遊歴書房や団地堂の袋を持っている人が多いから、このあたりを回遊していただいているのかも知れない。
そんなことで、雑用と店番に追われ町屋古本市の会場に行くのが3時近くになってしまった。天気はいいし日曜日だし、今日も大勢のお客さんに来ていただいた。オーナーからはお昼を食べる時間もなかったと言われてしまった。
春から縁起のいい話だが、しばらくは売れないネタを封印できるかもしれない。諏訪の「くらもと古本市」も好評であった。
地方においても「古本市に行きたい」「古本を買いたい」という需要があったということなのだろうか。何十年か前、デパートなどの古書市が盛況を極めた時代があった。それがだんだんに売れなくなり、古書店の高齢化ということもあってそんな古書市は開かれなくなった。
その時代と何が変わったのかといえば、古書市で売っている本の種類が変わったのだと思う。昔の古書市の本といえば、郷土資料や豪華本、稀覯本といったものが多かった。当然のことながら客も古書愛好家や学者が多かった。
現在の古書市の客は、例えば今回でいえば十二天に普段来るお客さんの延長である。だから売れる本も文芸書やエッセイ、ムックが多い。それじゃあ新古書店と変わりないじゃないかと言われるかも知れない。変わりないといえば変わりないのだが、会場に来ていただけばわかるように、新古書店の本とは微妙にラインアップが違う。私も「新古書店と同じ」と言われるのを恐れて本を揃えた。だから、新古書店ではなかなか見かけないが、かといって専門的にならない本を集めたのである。これは古書店を経営していくのにも大いに参考になる。
古本屋も店売りだけでは食えない時代である。ネットだけに目を向けてきた販売方法から、もっと多様な販売方法を探してみることも考えていく必要があるだろう。
町屋古本市、3月末まで長野市東後町「十二天」にて開催中。月・火曜日休み。
それにしても最近お客さんが増えたような気がする。いや実際に売上げは増えている。そのお客さんたち、近くの遊歴書房や団地堂の袋を持っている人が多いから、このあたりを回遊していただいているのかも知れない。
そんなことで、雑用と店番に追われ町屋古本市の会場に行くのが3時近くになってしまった。天気はいいし日曜日だし、今日も大勢のお客さんに来ていただいた。オーナーからはお昼を食べる時間もなかったと言われてしまった。
春から縁起のいい話だが、しばらくは売れないネタを封印できるかもしれない。諏訪の「くらもと古本市」も好評であった。
地方においても「古本市に行きたい」「古本を買いたい」という需要があったということなのだろうか。何十年か前、デパートなどの古書市が盛況を極めた時代があった。それがだんだんに売れなくなり、古書店の高齢化ということもあってそんな古書市は開かれなくなった。
その時代と何が変わったのかといえば、古書市で売っている本の種類が変わったのだと思う。昔の古書市の本といえば、郷土資料や豪華本、稀覯本といったものが多かった。当然のことながら客も古書愛好家や学者が多かった。
現在の古書市の客は、例えば今回でいえば十二天に普段来るお客さんの延長である。だから売れる本も文芸書やエッセイ、ムックが多い。それじゃあ新古書店と変わりないじゃないかと言われるかも知れない。変わりないといえば変わりないのだが、会場に来ていただけばわかるように、新古書店の本とは微妙にラインアップが違う。私も「新古書店と同じ」と言われるのを恐れて本を揃えた。だから、新古書店ではなかなか見かけないが、かといって専門的にならない本を集めたのである。これは古書店を経営していくのにも大いに参考になる。
古本屋も店売りだけでは食えない時代である。ネットだけに目を向けてきた販売方法から、もっと多様な販売方法を探してみることも考えていく必要があるだろう。
町屋古本市、3月末まで長野市東後町「十二天」にて開催中。月・火曜日休み。
Posted by 南宜堂 at 23:10│Comments(0)