2013年03月06日

3月6日の記事

所用があって松本まで出かけてきました。せっかくなので松本の同業書肆月影Oさんにお会いし、これまたせっかくなので松本の古本屋さんを何軒か見学してきました。
私も月影さんも古書組合に加入していないいないせいか、名前を告げても松本の古書店では怪訝な顔をされます。そんな店があったのかという反応です。この業界は組合に加盟していなければもぐりと見られても仕方がないのかも知れません。
新刊の本屋さんにも書店組合というのがあるのですが、こちらは長野県の一番大きい書店も加盟していません。古書組合が大きな力を持つのは古書市を経営しているということが大きいと思います。
私どもも何回か加入を検討したことがありましたが、貧乏古本屋で入会金や会費が負担ということもありいつも立ち消えになっています。確かに市で本が買えるという大きなメリットがあるのですが、私どもの店は一代限りだし、これ以上規模を大きくもできないので、現状の買い取りだけでいいのかなというところです。
ただ地方の古本屋の場合、店での売上げの減少は深刻で、ネットで凌いでいるというのが現状ですが、直接お客さんに売るということは大事にしないといけないということで、親しい古本屋さんと諮って外売りに力を入れようとしています。先日の諏訪は第一弾で、今月は長野市の十二天で、五月には同じ長野市のカネマツで、さらにももう一箇所も交渉中です。
外売りというのは手間暇かかるのですが結果がともなうかは不確定ということで、効率的には厳しい面もあります。現実に県内でも過去には盛大に行われていた外売りも、ブックオフの進出や古書店主の高齢化で行われなくなったという経緯もあります。
しかし、直接売ることの楽しみ、充実感は格別で、今年いっぱいは試行錯誤でやってみようということにしました。お近くで古本市が開かれることがありましたら、足を運んでいただければありがたいです。
3月6日の記事

諏訪市くらもと古本市のようす



Posted by 南宜堂 at 10:17│Comments(0)
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