2012年10月19日

最近の地方出版のこと

店に出る前に長野駅前の平安堂に立ち寄りました。長野駅前はいま工事中のようで、駅前広場のシンボル如是姫も善光寺に一時移されるようです。あのお姫様の数奇なる運命については、拙著「こんなにもある善光寺のなぞ」に記したことがありました。
気になるのは「藩物語 松代藩」の売れ行きで、知り合いの売り場の方にようすをお聞きしました。刊行からつょうど一ヶ月ほどで、入荷したした本の半分が売れたそうです(長野店だけではなく、平安堂グループ全体で)。売れ行きはいいほうだということでほっとしたところです。
このところ、信濃毎日新聞社出版部のY部長、しなの木書房の社長と、県内の出版事情についてお話をする機会があったのですが、書店の減少に初版部数の減少が重なり厳しい現実のようです。このことは「松代藩」の版元である現代書館のK社長も同じ感想を抱いており、長野県だけのことではないのでしょう。そういう中で古本屋だけが潤っているはずはなく、活字をめぐる業界はなかなか状況が上向きになりません。



Posted by 南宜堂 at 11:14│Comments(0)
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